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防波堤を越える波しぶき。台風が近づいているので、船は丘でじっと待機です。漁師町はいつもと違うあわただしい気配に包まれます。後ろに見えるのは活火山の駒ヶ岳です。
「山背の風だべ。明日は時化だべ。」よくこんな言葉が漁師たちの間で交わされます。山(駒ケ岳)を背にした向かい風のことを言い、波が高いのです。また、漁師の家では天気予報をよく見ています。いつも自然に合わせて仕事をするので、天気予報が欠かせないのですね。大漁が続いているからと言って、無理して漁に出ると命に関わります。
自然は時にやさしく、時に厳しい。欲を出しすぎたりして自然を軽視すると危険なことが待っています。
あたり前のことですが、お金より命が大切なんですね。自然を知り、自然とともに歩調を合わせていれば、多くは自然は人にやさしいのです。「仕方ねえべ」、「自然には勝てね。」こんな言葉も浜ではよく聞かれます。
いつだったか、80過ぎくらいの漁師さんが言っていました。「大時化(台風など)は海の底を綺麗にしてくれるから、悪いことばかりじゃねえべ」と。また、時化が無いと海の資源は人によって根絶やしになることも考えられます。人も船も海も休める良いこともあるんですね。
自然は循環します。破壊された自然は循環が止まり、まわりまわって、または直接的に私たちのもとへ返ってくるのです。人にやさしいローハスは、人が環境にやさしく接することなのでしょう。ローハスな人たちが増えてくれるといいですね。
いつまでもおいしいお魚を食べることができることを願って。
― Lifestyles of Health and
Sastainability ―
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